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身辺テニス情報 テニスを教える仕事もすき、プレイするのもだいすき!です。コーチ歴は23年目。2011年5月からフリーコーチとしてデビューしました。

Sinカーブ
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説明が難しいのは・・・

こないだ、説明が難しいいくつかのこと、っていう記事を書いて、いや、自分では分かってるつもりなんだけど、という葛藤がその後にやってきました。


説明が難しいのは、今そこの場面ではふつう、メインの動作に気を取られやすいっていう時に、実はこっちでは腰とか足とか肩とかではこんな風に動いている、っていうことを説明すること&意識させることの両方が難しいってことが分かりました。


・・・だからどうすればいい、っていうのは分かりませんが。。。


たとえば、こないだのシングルバックハンド考で書いた、上腕の外旋などは、その時にラケットにボールが当たってくるところで、そんなこと(外旋)なんかを意識していられない、っていうこともあると思います。

それと、体をひねったりあおったりする、3次元的な動きの説明はやっぱり言葉ではすごく難しい。

人間の体はその動きのおかげで強い動きをするんですけどね。


たとえばパンチを繰り出すときとか、まっすぐに拳を突き出すだけにするよりも、「親指を握りこんで、内側にひねりこむようにして打つべし」(あしたのジョー)みたいにする方が鋭さも強さも出ます。

筋力で出す爆発力と、骨や関節を使ってより強い形に持っていこうとする動きを組み合わせて大きな力(トルクの強い形)を得ようとするってことが、人間の体にはできること。

でもねぇ、これを説明するのは大変だって。複雑だし。

サーブの動作で、肩甲骨を寄せて、背筋の爆発力と肩→肘→手首→ラケット と運動の連鎖をうまくつなげることでパンチ力も押しの力も強くする、っていうことの下側では、腰を使っての右半身のひねり込から体重移動、そして左ひざを開かないことから運動方向の制限をして上方へ(肩からの運動連鎖)パワーをロスを少なく与える・・・


・・・書いてて疲れます。複雑でなにゆってるか分からなくなるだろうし。


インパクトで意識することも必要だし、ってことは今上に書いたことは自然にできるくらいのレベルにまで昇華させないと、その動きができるようになるまでの間は不安定な時期を挟むことになる。


ゲームで使えるショットになるまで、どれほどの練習量が必要になることか。


改めて、プロってすごいと思うし、プロを育てるってこともすごいと思います。
テニス | 投稿者 Sinカーブ 05:37 | コメント(0) | トラックバック(0)

研究対象志願者

サーブの打球動作について、学者さんのようにはできませんが、自分のサーブを改良するのにこの時点のここはこうして、その後の動きにこんな風につながって。。。って考えながらやっていたのが、このブログの「40代サーブ」あたりの記事になったものです。

さて、昨日の休み時間。鶴我コーチから声がかかりました。

「ナガキさん今なにしてます?」

(ガットを1本張り終えたばかり)「・・・いや、休憩・・・」

「ナガキさん、研究対象になりますよ!!」

「?・・え、なんの??」

「(妙な笑顔で)ここに写真があるじゃないですか!」

と見せてくれたのが、来期のワタシ担当の「セミナーレッスン」のPOPでした。

そこには、このブログに載せた、ワタシのトロフィーポーズの写真が。。。
トロフィーポーズ

そういえば、こないだ「鶴ちゃんのあの速いサーブさぁ、見た感じだともうちょっと確率良くってもよさそうな気がするんだよね…」と声をかけたような気がします。

「え、なんか直せますか?」って聞かれてましたが、
「イヤだ教えてやんない!入ったらとれないもん!」
と即座に拒否していたんですが(笑)。

なんだか目をキラキラさせて上から頼んでくる(185センチ)ので、じゃあ一丁やってみっか、とコートへ。

最初っからダイナミックなフォームだなぁと、ほめるでもなく正直に感想が出てしまう鶴我コーチのサービスフォーム。

同じ身長の人よりもおそらく手足が長い(さらにうらやましい)。

さて、つぶさに見ると、リズムや基本的な動作は確立されているものの、粗い部分とか、使っていない部分が目立つ、未完成のフォーム。

これで180キロ後半くらいのスピードが出るんですから、よっぽど身体能力が高いのでしょう。

いじるポイントは肩と腰。

膝が早くに開いて、力のタメをつくり切れていない。その分腰と肩のひねりこみができないので、そこが原因でものすごいスピードは出るけれどコントロールしきれない。

ひねりこんでいないので腕を前に振る形に崩れることが多く、オーバーのフォルトが多いのが特徴です。

崩れる形には以前から気付いていたので指摘できたのですが、原因というか対処法までは考えてなかった。
だって入るようになったらますますかなわなくなるから。

自分のサーブのときには見つけていなかった資料をyoutubeで見つけたので、載せておきます。

ボロテリの「ソニックサーブ」・・・音速ですって。


で、そのひねりこみは、こういったことだと思います。
テニス | 投稿者 Sinカーブ 18:04 | コメント(0) | トラックバック(0)

フェデラー2位に

フェデラーが「ムチュア・マドリッドマスターズ」に優勝しました。

これで世界ランク2位に!ナダルを抜きました。

今大会にも出場していたナダルはけっこう早い段階で負けていたので、ディフェンディングチャンピオンのナダルは大量のポイントを失っていたはず。フェデラーは優賞ポイントは大きいはずですから、優勝しないと順位の逆転がなかったってことは、ポイント差はまだ僅差かな。

フェデラーにとって2位と3位のポジションはぜんぜん違うもので、GSなどのランキング順にすべての選手が出そろう大会でジョコビッチとナダルの両方と戦わなくてはならない状況から逃れられます。

マレーとは分がいいし。


とはいえ、フレンチではシード順は変わらないと思います。もう5月半ばですし。

ウインブルドンはそうなるのかな。

得意のコートでのびのびプレーする、強いフェデラーに期待したいと思います。


ていうかジョコビッチと試合してるところを見たい。
テニス | 投稿者 Sinカーブ 05:39 | コメント(0) | トラックバック(0)

いくつかの説明が難しいこと

この1年で、テニスコーチとしての新しい扉に挑戦しようといろいろな角度からアプローチして、ワタシなりにテニスを教えるっていうことの難しさに挑んでいます。

以前に動画でアップした「袈裟切りサーブ」とか、ついこないだこのブログに書いた「シングルバックハンド考」などは、説明が難しいなと思っていたことを言葉で書くとこんな感じで、っていうのに挑戦しているのです。


コートでやって見せることができることを、言葉でうまく説明できないことって、まだまだけっこうあるなぁ!


テニスコーチとして絶対に教えられないことだと決めつけてしまっている項目もあります。それは、『力の抜き方』

力の入れ方とか、入れ過ぎない方法とか、そういうのは個人に対してはある程度教えられると思います。集団レッスンのなかで、たとえばドロップショットのようなボールを打つ時にも、力の抜き方を説明してからやらせようとするよりも力を入れてボールを飛ばさないようにする方法を教えるほうが、生徒さん達をできるようにさせる率が高い。

だから力を入れ方でボールコントロールする、というのが真理だな、と思っています。だから「こういうときにはこのくらい力を抜きましょう」とはワタシは絶対教えられないと思います。

ここでワタシが教えられるようになれば、と思っていてもそれが難しくてできないことがいくつかあります。

それは…

ボレーでのボールを引き込む(呼び込む)動き
サーブの距離の調節
ストロークの効率のよいフットワーク、とくにリカバリの動き
ショット選択をするときの状況判断とタイミング

など、いくつかの複合したことを同時にこなさなければならない動作って一生懸命説明しようと思っても、同時にいくつかを複合させなければいけないことから、それが難しいのです。

矯正法を研究して、基礎の動きがきちんとできている人に、こうやって動いて行ったら結果としてそのようにしかならない、という制限をつけて動作させることで出来るようになることがあります。

基本の打ち方を確立しているのなら、トップスピンが打てるようになりたいとか、スライスが打てるようになりたいというご要望にはこたえる方法をいくつか説明できるようになりました。

お客様の多くが、「正しい動き」をマスターすると正しくショットが打てるようになる、と思っているらしいのも障壁になることがあります。
じつはコーチとしても指導方法はいくつかの定型があって、それをすることでシンプルに指導できるのですが、個々の動作は違うもので、それに合わせてきちんと素早くできるようにさせられるかというと、やはり知識や経験が必要になってくる。

本来、ボールの打ち方を教えるのならそれまででいいと思いますが、テニスはゲームを教えられるようになると一気に楽しさが出てきます。その時にどのようにボールを打つべきかを考えるのは、当たる瞬間の動作中に何が起きているかを意識するよりも、どのようにボールをみて、どのように近づき、相手が何をしたいか、または相手に何をさせたいかを考えることが優先されると思います。

ワタシはそんなにつよいプレーヤーではありませんし、「持ってる」といわれるような強運の持ち主でもありません。

地道に努力して、「テニスが上手いってこういう感覚なのかな」「試合に勝つってこういう意識のほうがいいかな」というのがだんだんわかってきたので、そこいら辺の難しさに今後も挑戦していきたいと思います。
テニス | 投稿者 Sinカーブ 03:54 | コメント(0) | トラックバック(0)

自分との対話方法

さ、前回のメンタルの話ですが、そこはどうやって精神的に安定する状態を保つのか、というのは問題ですよね。


と言ってもワタシはそんなにそっち方面の学はありません。

R・ショーンボーン先生の著書とか、コーチ仲間はみんな読んでるようでしたけど、実はまだ読んでいません。

なので自分で変わったらよくなった部分の事しか紹介できませんが。


長距離を走る選手だったころは、自分の中の状態と対話する癖がつきました。

例えば、10Kmのレースに出ていて、3キロ地点を通過で自分の息の上がり具合とか、脚の躍動感とか、そういったものを確認して、まだいけるか、実はもう疲労が出始めていて、どこかでごまかしてセーブすべきか。。。なんてことを考えながら走っていました。


それは誰かに教わったわけでなく、飛ばしすぎて後半バテてしまったり、あるいは無理せずに後ろのグループにいたせいで、余裕のラストスパートをしながらも順位は後ろのほうだったりしたときに、もっと行けたのでは、とかやっぱり考えちゃうわけです。


それがテニスの試合をするようになったときにも癖として自分のショットの出来不出来を考えたり、グリップが滑るとか、打点が狂ったとか、もっとよくボールを見なきゃ、なんてことを自分に言い聞かせてプレーしてました。





もちろん、そんなことを確認しても勝てるようにはなりませんでした。


いまはどうやっているかというと、自分のサーブだったら、これをどこに入れたら相手は何をしてくるだろうかとか、「相手に何をさせるか」を考えてプレーしてます。

ゲームが進むにつれ、相手のプレーが見えてきます。

「バックに入れればスライスで返してくる。ってことはここへ打てばクロスの確率が高いな」とか、そんなことを考えています。

上手な相手だと、サーブのコース、返球されたリターンを次にどこへ打つか、よりきちんとプランを考えます。


プランには相手が乗ってくるかどうかは全くわかりませんから、“表プラン”と“裏プラン”をだいたい考えておきます。


ここで大事なのは、「だいたい」で考えるってことです。

緻密に考えれば考えるほどその通りにいかなくってばからしくなってきますから。

相手も必死に勝とうとしていますから、自分の自由になるとは思わないことにします。

そして自分もトッププロではないので、いい気になって狙うことを優先しすぎると無理をして必ずミスをします。

「相手をあそこに走らせて、その次はこっち!」って決めて狙いをつけますが、



しっかり打つこと

絶対にミスらないこと

ミスらない代わりにコースが甘くなったり、読まれていても落ち着いて次のショットのを成功させること

を意識します。

間の悪いショット(ロブなどのペースが変わる、深いボールや中途半端に前に出される緩いボールなど)には急いで攻めずにきちんと作り直すことも勇気の一つです。


甘く返したり、弱気を見せると付け込んでくるタイプもいっぱいいますから、常に一生懸命いいところへミスをしないように打つことです。


それでもミスをするわけですから。


そのボールが相手に何をさせるかは、



甘いボールを返させる
何も出来ないようにしてつながせる
そこから遠い位置に走らせる

のが優位を続ける条件で、それ以外は


相手がコート内側に踏み込んでくる
相手が自分を走らせる


などの不利の状況を作らせるのが恐ろしいことです。


要するに相手と試合をしようってこと。

もうちょっと言えば相手のテニスと勝負しようってことです。
テニス | 投稿者 Sinカーブ 18:41 | コメント(0) | トラックバック(0)